コラム
国際医療福祉大学医学部に合格!10ヶ月で化学偏差値10UP!「秋以降にやっと実力が成績に現れてきました」【講師インタビュー】
国際医療福祉大学医学部 合格 横溝さん(18歳。男性。神奈川県在住)
〖受講歴〗化学(高校3年4月から10ヶ月受講)
〖成績向上〗全統模試 8月:化学偏差値57.4・校内順位97位・150位 → 駿ベネ模試:化学偏差値65 → 共通テスト偏差値58相当で苦戦 →岡山大医過去問8割の得点率→ 偏差値67.5の医大合格へ
今回は、高校3年4月から開始。医学部合格をつかんだ横溝さんについて、担当講師の織田さんに話を聞きました。受講開始時点では、物理に比べて化学が足を引っ張っている状態でしたが、基礎の確認、口頭試問AIを使った理解チェック、秋以降の過去問演習を通じて、最終的には医学部入試で戦えるレベルまで力を伸ばしました。
目次
最初は「物理は得意、でも化学が足を引っ張る」状態でした
最初の印象としては、非常に淡々としていて、やるべきことをきちんとこなせる生徒でした。宿題も安定して取り組めるタイプで、受験に向けた姿勢そのものは整っていました。
一方で、化学についてはまだ勉強習慣が十分に固まっていない状態でした。物理は得意で、理系科目への適性はありましたが、化学特有の暗記や知識整理に苦手意識がありました。
医学部受験では、理科2科目のうち片方が大きく足を引っ張ると、合否に直結します。横溝さんの場合も、苦手分野が模試で出ると失点が大きくなり、化学の点数が安定しないことが大きな課題でした。
まずは問題演習よりも「知識を使える状態にすること」を優先しました
最初に重視したのは、分野ごとの穴を整理し、基礎知識を確実に使える状態にすることです。化学は単純な暗記科目に見えますが、医学部入試では「覚えているだけ」では得点につながりません。
そこで、口頭試問AIも活用しながら、基礎知識の確認を進めていきました。単に問題を解くだけでなく、「なぜそうなるのか」「その知識をどの場面で使うのか」を自分の言葉で確認することで、曖昧な理解を減らしていきました。
横溝さんは、口頭試問に向けた予習をしっかり行うタイプでした。そのため進度はかなり順調で、9月中旬にはTier1の範囲を終了できました。高校3年4月から始めて約4ヶ月半で基礎固めを一通り終えられたのは、非常に良いペースだったと思います。
夏の時点では偏差値57.4。まだ医学部合格ラインには届いていませんでした
夏の全統模試では、化学の偏差値は57.4でした。校内順位もまだ上位と言い切れる位置ではなく、医学部合格を考えると、ここからもう一段階引き上げる必要がありました。
ただ、この時期の偏差値だけを見るとまだ物足りなくても、基礎固め自体はかなり進んでいました。つまり、すぐに点数として表れていないだけで、秋以降に伸びるための土台はできつつあったということです。
化学は、基礎知識が一通りつながってから、過去問演習や実戦問題を通じて一気に得点力が上がることがあります。横溝さんも、まさにそのタイプでした。
秋以降に、基礎知識が過去問の中でつながり始めました
一番大きかったのは、二次試験レベルの問題に積極的に取り組めたことです。医学部の化学では、知識を知っているだけでなく、初見の問題に対してどう考え、どう手を動かすかが問われます。
横溝さんは、難問に対しても逃げずに挑戦するメンタルがありました。最初からすべて解けたわけではありませんが、解けなかった問題を通じて、「どの知識が抜けていたのか」「どの発想が足りなかったのか」を確認し続けることができました。
その積み重ねによって、駿ベネ模試では化学偏差値65まで上昇しました。さらに、岡山大学医学部の過去問でも8割程度の得点率を取れるようになり、医学部入試で戦える実戦力がついてきました。
共通テスト本番は失敗しても、私立医学部に向けてすぐ切り替えました
共通テスト前の演習では70点、89点なども取れていたので、本番の結果は本人にとって悔しさが残るものだったと思います。偏差値換算でも58相当で、直前期の手応えからすると、やや失敗と言える結果でした。
ただ、医学部受験は共通テストだけで決まるわけではありません。特に私立医学部では、一般入試でどれだけ得点できるかが重要です。
共通テスト後は気持ちを切り替え、1月21日の国際医療福祉大学医学部の一次試験に向けて、過去問演習と実戦的な確認に集中しました。当初は横浜国立大学も志望校の一つでしたが、過去問の傾向がかなり特殊だったため、最終的には医学部合格に向けて、より得点につながる戦略へ切り替えていきました。
合格の決め手は、苦手だった化学を「入試で使える科目」に変えたことです
化学を「苦手な暗記科目」のまま終わらせず、過去問の中で使える知識に変えられたことです。
横溝さんは派手に感情を出すタイプではありませんでしたが、宿題をきちんとこなし、必要な演習を淡々と積み重ねる継続力がありました。また、二次試験の過去問にも積極的に取り組み、難問にも果敢に挑戦する姿勢がありました。
医学部受験では、最後の数ヶ月で実力が大きく伸びる生徒がいます。横溝さんもまさにそのタイプで、秋以降に基礎知識と実戦演習がつながり、ようやく得点力として表れ始めました。
最終的に、化学偏差値57から偏差値68レベルの医学部合格へとつながったのは、基礎確認を怠らず、最後まで難問に挑戦し続けた積み重ねの結果です。医学部受験において、苦手科目を最後まで諦めずに鍛え抜くことの重要性を示してくれた合格例でした。