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2023年7月20日

30代以上の医学部再受験生48人が国立医学部に合格!必要なのは覚悟

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再受験生とは、大学進学後や就職後に別の大学を志す受験生のことです。

「一回他の仕事についたけれど、やっぱり医者の夢を諦められない」「以前は医者になる気がなかったけど、今になって医者になりたくなった」と医学部の再受験を目指す人は多いですが、「年齢的に不利かな?」と不安な人も多いはず。

今回は再受験生が医学部合格を果たすためのポイントや失敗例などを紹介します。

曇り空。空の上に。晴れた昼間に市内でパルクールをしている若いスポーツマン。

医学部は何歳からでも受験できる 今は年齢差別は気にしなくてOK

まず年齢が高いことの実際的なデメリットとしては、合否よりも、医師になってから体力的に負担のかかる仕事に耐えられない可能性が高い、ということが挙げられます。

医師の仕事は、急患への対応なども含め、若い人がこなすのに適した、肉体的に消耗の激しいものであることが、しばしばだからです。

ですから、既卒生の方や社会人の方は、「医師になってからは、頭の良さだけでなく、肉体的な消耗に耐えうる体力も必要である」ということを肝に銘じておきましょう。

しかし、今は「年齢」だけで不利になるということは考えにくいです。

再受験といえば、ここ数年で問題となった医学部不正入試のことが思い浮かぶかも知れません。女性よりも男性に、そして多浪生よりも現役生に加点していたことを覚えていますでしょうか?

あの1件があってから、明らかに私大医学部では女性や浪人生の入学割合が上がっています。これは文科省が調査、公表した「不適切な事案等を指摘した10大学」についての2019年度の入試結果です。

合格者に占める女性の割合も多浪生の人数も増加しています。今後もこの流れは継続していくと思いますので、再受験生のみなさんは噂に惑わされず、確実に医学部に合格するための知識と解法を身につけることに徹しましょう。

「可能」と書かれた黒板

再受験生が医学部に合格するためのポイント 勉強時間の確保

再受験生のみなさんを一番悩ませるのは、「勉強時間が確保できない」ということではないでしょうか?

確実に言えることは、医学部合格のためには時間が必要ということです。

ライバルとなる浪人生は1日中勉強する時間があり、1日13~14時間、単純計算で365×13~14≒5,000時間くらい勉強していると考えて良いでしょう。

大学に通いながらや仕事を続けながらこれくらいの勉強時間を確保することは正直難しいと思います。

大学を休学する、仕事を辞めるもしくは休職するという選択をして医学部再受験に挑む方も少なくありません。

簡単でないことは重々承知ですが、今、再受験を検討している方は上記のような選択を考えることをオススメします。

ペンと本の近くの白い卓上時計

医学部再受験に失敗してしまう人の特徴 覚悟が足りない

他記者の浪人時代に通っていた塾には再受験生がとても多かったそうです。しかし、合格できたのはその記者を含めて3人のみだったそうです。

合格できなかったAさん、Bさんの事例を話してくれました。

①Aさんの場合

Aさんは看護師として長年勤務した後、医学部受験を決意。金銭的な理由から、医学部受験は国公立にのみ絞っていました。私が出会ったのは受験を初めてすでに5年ほど経った時。いまだに模試ではA判定どころかC判定も危うい状態でした。

②Bさんの場合

Bさんは私立大学の文系を卒業した後に就職はせず、医学部再受験を目指し始めました。私が出会った時は受験を初めて3年目の時。Bさんも私立大学医学部も一応受けるが、国公立医学部を第一志望にしているという状況でした。

2人は結局私が合格した年には合格できず、その後何年経っても連絡はありません。塾の人にも連絡はせずに消息を経っています。私の医学部進学が決まった時に聞いたのは、Bさんがそろそろ就職を考えないとな、と言ってたことです。資格を持っているAさんはその後もすぐに就職できるはずですが、Bさんの場合は新卒で就職することは難しく、険しい道のりになることでしょう。

更に、上記のAさん、Bさんの事例を参考にすると、医学部再受験に失敗する人の特徴として以下の2点があると話してくれました。

①現状把握をせずに欲張りすぎる人

Aさんは看護専門学校を卒業しており、Bさんは附属高校から次第に進学していました。一緒に過ごしてきて感じたのは、2人とも元々の基礎学力が高かった訳ではない、ということです。元から国公立の他学部出身者であればセンター入試の対策法や勉強の仕方も把握していたでしょうが、2人はその経験がない状態で、国公立医学部を目指していました。医学部再受験を考えるのであれば、今の状況で自分はどこなら狙えるのか、どれくらい勉強時間が確保できるのかなどを冷静に分析できる力が必要です。

②必死さの足りない人

再受験生は少なくとも、今までの人生から大きなシフトチェンジをして受験勉強を進めています。しかしながら何か自分にプレッシャーをかけるものがなければ、その必死さは生まれません。私の場合は、「もうこれ以上両親に金銭的な負担はかけられない」という思いから、一秒たりとも無駄にしないという思いで毎日勉強していました。自由にしていい時間は1ヶ月に半日ほど。しかしAさんBさんは塾での昼休みに2人で話したり他の塾生も巻き込んでおしゃべりをしていました。私はなるべく勉強時間を確保しようと思い、話しかけられてもあまり積極的に会話することはありませんでした。こういった必死さがあるかどうかで未来が変わったのだと思います。

火のセレクティブ フォーカス写真

30代以上でも医学部に入れる

結論から最初にお伝えすると、30代でも医学部に合格できます

確かに30代で医学部に合格する人は数が少なく、また合格の難易度も高くなってしまうと言われています。
ですが、そもそも30代での再受験生は数が少ないため、合格者の数も少なくなるのは当然。

そもそも医学部の合格は現役生でも浪人生でも難しいもの。
20代に比べて集中力や記憶力の衰えてしまう30代では、より合格が難しいと感じてしまうのは無理もありません。

そして実際に30代、もしくはそれ以上の年齢でも医学部に合格している人は毎年います。
つまり、「30代でも医学部合格は可能」なのです。

実際に30代で医学部に合格された人のインタビューもありますので、是非参考にしてみてくださいね。

[clink url=”https://medichen.tokyo/med-interview-27/”]

「30代以上」という理由で面接で不利になることは考えにくい

30代で再受験を考えるにあたって気になるのが「面接で減点されたり、不利な扱いをされないか?」という点でしょう。

この点は「分からない」というのが正直なところです。

というのも、ほとんどの大学において面接でどのような配点をしているかは公表されていません。
そのため、面接で現役生が優遇されていても分からないのです。
予備校や医学部受験生の間で「浪人や再受験に厳しい」と囁かれる医学部も数多くあります。しかし、差別が明るみに出た今、年齢による得点調整もないと考えて良いでしょう。

よく「3浪以上には厳しい」と言われている慈恵医科大学でも、毎年3浪以上の入学者は存在しています。(参考:慈恵医科大学2017年度オープンキャンパス資料

大学によっては厳しいこともあるかもしれません。
しかし、「不利=合格できない」ではありません

十分な学力を示し、論理的な受け答えをして現役生以上の力を証明すれば合格できるでしょう。

30代での医学部受験にはメリットもある!

30代からの医学部再受験というと「合格可能性についての不安」以外にも「ライフプランとの両立」「金銭面の不安」などデメリットばかりが浮かびがち。

ですが、実際には医学部の再受験には以下のメリットもあると考えられます。

・社会人経験によるコミュニケーション力 ・前職や他専攻の経験による専門力

実際に病院で働く上で、患者さんやナース、他の医師、医療スタッフたちとの円滑なコミュニケーションは非常に大切になります。
上手に他スタッフと付き合っていけるというのは、社会人ならではの強みになるでしょう。

また、例えば薬剤師や看護師の免許を持っている、放射線技師からの転身などの場合、医者以外の目線からも病気を見られます。
患者さんにとって頼もしい医者となれるはずです。

看護学部を卒業してから医学を再受験された方のインタビューも参考にしてみてください。

[clink url=”https://medichen.tokyo/med-interview-25/”]

30代以上の医学部合格実績 国公立大学でも48人

実際に30代以上で医学部に入学している人はどれくらいいるのでしょうか。
独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構大学基本情報から、国公立大学の年齢別入学者数を知ることができます。

少し古いものになりますが、このデータの中から、30代以上で医学部医学科に入った人の数を抽出してみました。
(2020年度、2019年度、2018年度)

202020192018
弘前大学0110002
山形大学0020002
群馬大学1000001
新潟大学1021105
金沢大学0120003
信州大学2010104
岐阜大学2011206
三重大学3021006
神戸大学0020002
鳥取大学1000102
岡山大学2000002
愛媛大学0010001
九州大学0020103
長崎大学2010104
熊本大学1050118
琉球大学2110004
旭川医科大学1020003
滋賀医科大学10602110
山梨大学3011005
福井大学2010003
島根大学61523017
香川大学1021004
富山大学4120119
札幌医科大学1100002
福島県立医科大学0111003
横浜市立大学0021104
名古屋市立大学1021004
京都府立医科大学1010002
大阪市立大学2010104
奈良県立医科大学1010114
和歌山県立医科大学0020103
4175210184132

(参考:大学基本情報

2020年度だけでも、30代以上で国公立大学の医学部に入学した人は48人もいます。
島根大学や岐阜大学などには40代以上の入学者も。

国公立大学の医学部医学科の定員が約5500人であることを考えると、30代以上で入学した人の割合はそのうち約0.9%。

以上は国公立のデータですが、私立大でも、実際に30代で合格した人(聖マリ)や「同級生に38歳の人がいる(女子医)」「一度別の大学を出ている人もいる(国際医療福祉)」「再受験や3浪以上の人も学年に10人ほど(埼玉医大)」との証言があります。
30代以上の医学部受験生の母数はわかりませんが、実際に入学している人がいるのは心強いですね。

【参考】再受験生に寛容と言われる医学部5選

現役の学校の先生やプロスポーツ選手を経験した方が、医学部医学科に再入学し、医師として第2の人生をスタートしたという話もあります。最近だと、福岡堅樹さんが順天堂大学に、朝比奈沙羅さんが獨協医科大学に合格された例がありますね。

「差別がなくなった」とされる今でも、受け入れの実態はどの大学も平等なわけではない現実があります。
社会人の再受験の志望校を選ぶときに、医学部には、「ここは避けるべき」「ここは比較的寛容だ」など、大学によって大きな違いがあります。
この記事では、大人になってから医学部に再入学を志す場合に役に立つ情報をまとめてみました。

1.避けるべき大学 2.再受験・再入学に寛容な私立大学 3.再受験・再入学に寛容な国公立大学

避けるべき大学は?

ずばり、防衛医大と自治医大です。
この2つの大学は、国や市町村が予算を投じて医師を養成しているため、勤続年数が長くなる若い人材が好まれます。
医学部受験には面接もありますから、歳を取っていると、それだけで不利な要因として作用する可能性があります。
医学部は全国にたくさんありますから、大人や社会人が再受験する場合、わざわざ最初から不利な条件の防衛医大と自治医大を選ぶ必要はないわけです。

再受験に寛容な大学(私立編)

社会人になってから医学部を目指す場合、年齢に比較的寛容なのが、杏林大学聖マリアンナ大学国際医療福祉大学の3つです。(他にも多数あります)
年齢が上であるというだけで、落とされたり、合格のハードルを上げられては損をするだけですから、年齢差に寛容な医学部を受験しましょう!

杏林大学

Medichen運営会社のアシリ吉祥寺にも近い大学です。
これまで当メディア取材した方の中にも、社会人になってから再受験して入学した方がいます。
たとえば、Fさんは、看護学部卒業後、20代半ばで再受験して杏林大学に入学し、医師への道を歩みました。

[blogcard url=”https://medichen.tokyo/goukaku_kyorin_f/”]

聖マリアンナ医科大学

名前から女子大のように思われるが、実際はそうではありません。
また、ミッション系であることも関係してか、年齢差にも寛容で、歳が上であるという事が不利に働くことはありません。
社会人になってから再受験するのに適した医学部の一つと言えるでしょう。
たとえばKさんは、薬剤師として勤務しつつ、30代で再受験し、聖マリアンナ大学で医師への扉を開きました。

国際医療福祉大学

設立から年数が浅いのですが、年齢には寛容と言われています。
でもその反面、かなりしっかりとした面接を実施することで知られています。
そのため、どうして今の職を辞めて、社会人として医学部に再入学したいのか、論理的な理由をしっかりと答えられるようにしておきましょう!

再受験に寛容な大学(国立編)

国公立大学は、地方の方が社会人や年齢差に寛容というイメージがあると思います。
東京や大都市の国公立大学は現役生や若い人が入学して、地方の国公立大学は多浪・再受験の方でも受け入れてくれそうなイメージは確かにあります。
しかし、実際には授業料の安さなどで国公立大学の人気は地方でも変わりません。
大学によって扱いに差が生じるのも私立の医大と同じです。注意しておきましょう。

信州大学

年齢別合格率も載っている表が以下のリンクより見ることができます。
22歳以上の受験者の合格率も、現役〜1,2浪の合格率とさほど変わらないところを見ると、比較的寛容なスタンスの大学だと考えられます。

【参考】信州大医学部の男女別年齢別合格率(令和2年度入試)
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/admission/medical-info/r2_mf.pdf

滋賀医科大学

再受験で合格した人のブログからの引用です。
コメントにもあるように、複数の再受験生や、30歳を超える受験生が合格していることを考慮すると、再受験には寛容なスタンスをとっているようです。

再受験生の合格者は現在自分が把握しているだけで16人、30歳オーバーは自分を入れて4−5人ってとこでしょうか。2年後期に学士編入の15人が合流するので噂通り高齢医学生は珍しくない学校ですね。(2014.3.8追記)

※「水と空気と街並とからだ」より
https://tezro0201.wordpress.com/

現状把握や勉強計画の立て方、具体的なスケジュールの作り方など、社会人になってから医師を目指す人にも参考になりそうですね。
このブログの筆者は、綿密な勉強計画を立て、受験勉強を強い意志で計画通り進められたからこそ合格できたのだと思います。

花の横にある黒と金色の万年筆

まとめ 再受験生には特に「確固たる意志」が必要となる

医学部再受験に本当に必要なことは確固たる医師志望理由です。

お金のため、ステータスのため、家族のため、いろんな理由で再受験を志す人がいます。どんな理由で再受験を目指していたとしても受験勉強は挫折と苦悩の連続です。この苦しい日々を耐えるためには、自分がなぜ医師になりたいのか?を常に忘れないでいることが大切です。

辞めようと思えばいつでも辞められることを継続するためには初心が大切なのです。

少し話がそれますが、医学部受験には面接がつきものです。よく質問される「医師志望理由」は再受験生をふるいにかける時に使われます。自分の医師志望理由が確固たるものであれば、面接官を納得させることもできるのです。

なぜ医師になりたいのか?みなさんの胸にある闘志を燃やしながら勉強を続けていきましょう。

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