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2023年10月20日

医学部合格のために必要な小論文対策&おすすめ参考書4選

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医師という職業に何となく憧れがあって医学部受験に興味があるという方から、親が医師だから医学部に進学することを決めているという方まで、「医学部の小論文について不安がある」「小論文の書き方を知りたい」という方は多いと思います。

本日は、医学部の小論文の特徴から何を書いたら良いか、おすすめの問題集まで、分かりやすく解説します。

医学部の小論文の特徴:医系用語が『注なし』で出題

医学部の小論文の最大の特徴は、大学によっては医系用語や最新専門用語が語注なしで出題されることがある点です。出題する教授にしてみれば、「近い将来、医師になるんだから、これくらいは勉強していて知っていて当然ですよね?」ということでしょう。あらかじめ小論文対策の参考書や、医系用語集で勉強していて熟知しているに越したことはありませんが、万一知らない用語が出てきても、うまく推測し、外堀から埋める感じで書き始めて、論旨の通った論文に仕上げましょう。

医学部小論文の3パターン

医学部の小論文の出題パターン(形式)としては、主に以下のものが挙げられます。

①自由論述型

「〇〇について、あなたの考えを自由に論じなさい」というパターンです。論理的に破綻の無いような構成をあらかじめ決めてから書き始めるのが重要だと言えます。

②資料分析型

図表やグラフが示され、それを元に論じていくパターンです。文系学部では出題されないパターンで、小論文の出題形式としては最も高度だと言えます。まず図表やグラフを正確に分析し、自分なりの説明を与えてから、意見や論を展開していくようにしましょう。

③課題文型

「次の文章を読んで、あなたの考えを述べよ」と、先方から課題文が提示されるパターンです。課題文の筆者が何を言いたいのかを理解し、その理解をアピールしつつそこから問題点や問題意識を引き出し、自分なりの意見や論を展開していくことが重要です。

小論文の書き方のコツは『対立しあう要素』を入れ込む

医学部の小論文に関しては、「医系用語」や「最新医療用語」が注なしで出てくる可能性があること以外は、特に気にする必要のあることはありません。逆に言えば、文系学部などで小論文が出題される大学と同じように書けばよいので、そこまで深い対策をする必要はないと言えます。ただ、万が一、知らない専門用語が出てきたとき、くれぐれもパニックを起こさず、冷静に知っている知識を論理的に展開していくようにしましょう。

小論文の文章の組み立て方は大きく分けて2つ

小論文の文章の組み立て方としてここでは大きく分けて2つをご紹介しようと思います。

1つ目は「序論」「結論」「まとめ」という西洋式の構成(3つの塊)で、2つ目は「起・承・転・結」という日本式の構成(4つの塊)です。これらのどちらかで文章書くか決めることで、小論文の構成がわかりやすくなります。どちらがいいというのは無いので自分の書きやすい方を選んでいきましょう。

具体的な書き方の4ステップ

1番目に、問題用紙の空いているスペースなどに、自分なりの構成や要約をまとめてから、本題を執筆するようにしましょう。構成をあらかじめ決めておくことで、自分なりの全体の流れを把握できるようになり、小論文全体で矛盾が生じたり論理的破綻を来たしたりすると言った事態を避けることができます。

2番目に、「序論」もしくは「起」の部分では、与えられたテーマを自分がどう受け止めたのかを明確にし、これから詳しく論じていく内容の出発点となる「問い」や「原点」や「問題点」「問題意識」をはっきりと打ち出すようにしましょう。それらの「問い」や「問題意識」に基づいて、「本論」や「承・転」の部分で詳しく本格的に論を展開していく流れとなります。

3番目に、「本論」や「承・転」の部分では、テーマが内的に孕(はら)んでいる問題点や、テーマとなっている題材が波及している様々な諸問題を扱います。それらの問題が発生している理由や背景を様々な観点から具体的に論じて、「卒業論文やレポートの一番大事な部分」のように、学者になったつもりで、あなたなりの知識・知見や他人の意見をいろいろと組み込み、具体例を挙げつつ、それらを上手に組み合わせながら文章や論理を発展させていきましょう。

4番目に、それらの問題点がどうすれば解決されるのか、あなた自身の考えや方策を具体的に述べます。この部分では、「あなたなりのオリジナリティ」と、「論理を深く発展させていけたか」ということ、さらに「具体的に知識や意見や理由や背景など様々な材料を「料理」できているか」が重要なポイントとなります。

説得力のある文章にするためコツは対立しあう要素

ここで、この「本論」や「承・転」の部分を書くにあたって、説得力のある立派な論文に見えるためのコツをお教えします。それは、「葛藤する要素や、対立する関係」を上手に描ききり、論文全体の性質向上のために利用することです。たとえば、一般的な文系の小論文では、「業者は、湾を干拓したがっているが、住民や漁業者は環境が破壊されるので反対している」という事実や、「政府は原子力発電所を僻地(へきち)に建設したがっているが、僻地の住民は健康への影響という観点から反対している」といった対立関係を組み込むと本格的に響きます。医学小論文でも同じことなので、「欧州諸国では、患者の意思の尊重と尊厳維持という観点から積極的安楽死を認めているが、日本では限りある命を少しでも維持するために延命措置を取り続けることが多い」といった対立要素、葛藤しあう要素を組み入れられると論文として本格的に聞こえます。

また、「結論」もしくは「結」の部分では、なにか新しいことを論じたり付け加えたりする必要はありません。これまで書いて論じてきた内容を振り返って、説得力を持ってあなたの論を響かせられるように、補強すべき点は補強して、繰り返し強調すべき点は強調しておきましょう。「これは読んだ人にうまく伝わらないかもしれない」という点については補足説明を加えてもいいですし、緊張した状況で一気に書き上げたために何か書き忘れた点があればここで書き足しておくのも良いでしょう。

また、誤字脱字がないかに注意し、指定された文字数と時間配分に気をつけましょう!

小論文で書いたことが、面接の場で読まれることも

医学部に限らずどこの大学でもいえることですが、あなたが小論文で書いたことが、面接の場で面接官によって読まれることがあります。面接でよく聞かれる3つのポイントとしては医師志望理由・本学志望理由・高校時代頑張ったことがありますが、これらでより深い質問をしたい時などにに聞かれる場合が多いでしょう。軽く一文だけを突っ込まれることもあれば、一段落丸ごと読まれることもあります。そういう心構えをしておけば、いざ小論文で書いた内容を突っ込まれても対応しやすくなります。

また、なるべく面接で突っ込まれたときに上手に説明・対応できないことは書かない方が得策だと言えるでしょう。そしてもちろん、面接で面接官に読まれたときに恥じないような、社会的・論理的・倫理的に整った立派な文章を書くことが肝要です。医系用語集や、小論文対策の参考書を読むときに、「どうすれば立派な大人の文章を書けるのか」を念頭に置いておくだけで、全然違うと思います。

医師になりたい強い意志や、確固たる理由を書く

小論文と面接では、大学側は将来医師になるにあたって社会的・人格的・道徳的・体力的に問題がないかを判別しようとしています。そういった事情のため、小論文の中で、「何としても医師になりたいという強い意志」や「どうしても医師になりたい確固たる理由」を混ぜ合わせることができれば、さらに強いアピールができると言えます。テーマによっては上記を盛り込むことが難しい場合も予想されますが、問題の課題点に対してしっかりと答え、さらに自分の意見や考えを盛り込むことができるとよいでしょう。

小論文対策のためのおすすめ問題集 2選!

上記で小論文の書き方については掴んでいただけたでしょうか。ここでは小論文対策に使うことができる問題集についてご紹介します。小論文は大学によって問題の出し方も形式も全く違います。そのため、何から手をつけ始めたら良いんだろう?という方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方におすすめなのが『ゼロから1カ月で受かる 大学入試 小論文のルールブック』です。

この本は、小論文をただその場限りで対策しようとするのではなく、本質を捉えて書き上げるための1冊になっています。読みやすく、サラサラっと読めるので小論文について本当にわからない人にとっては手助けとなると思います。

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上記の問題集で小論文というものについて掴むことができたら、次は、医学部の本物の問題で練習してみましょう。

『医学部の実戦小論文[改訂版]』

この本は医学部の小論文でよく出題される問題を、テーマごとに分けて記載してくれています。

それぞれのテーマに目を通すと、自分の得意不得意な分野がわかってくるかと思います。不得意な分野については知識を身につけたり解説を読むなどして対策することができます。ここに載っているテーマを網羅することで、合格レベルに近づくことができるでしょう。

そしてここまできたら、最後は過去問に取り組み、自分の小論文の型を習得しましょう。

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番外編!二次試験対策に使える+αの資料集

医学部の小論文の特徴は、医学知識を知っている前提で問題が出されることがある、ということです。

課題文の中に専門用語が出てきても注釈がなく、知っていていて当然のように話が進んでいく、ということが多くあります。これら知識を知らないと本番でなんとなくわかった風で文章を書くということになる場合も、、、。

そうならないように、医学部受験に必要な知識を身につけるための本が

『医学・医療概説―医学部進学のための特別講座』です。

時事ネタはもちろん、医療に関するあらゆる知識をまとめた本となっています。この1冊を手元に置いておけば、面接でも使える知識をゲットできるでしょう。

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次に注目なのは、志望理由書の書き方です。これは思ったことを書けば良いのでは?と思っている人もいるかもしれません。しかし小論文と同じく、とても奥が深く本質的な部分を丁寧に書けなければ面接で矛盾したことを発言しかねません。

そこでぜひ読んでもらいたいのが

『ゼロから1カ月で受かる 大学入試 志望理由書のルールブック』です。

これは先ほどご紹介した小論文の参考書と同じシリーズになっています。

ただのノウハウ本ではなく、「医師として成し遂げたいことは何か?」そういった根本的な部分まで考えながら志望理由書を書くための助けになるはずです。そして、そこに記した自分の夢が、小論文にも生かされることが多いと感じます。

実際に、志望理由書に書いたことを引用して小論文もまとめる、といったことはよくあることで、こちらの参考書を読むことは小論文対策にもつながることでしょう。

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スキマ時間等を使って上手に対策を!

いかがでしたか?小論文対策にあまりたくさんの時間をかけることはお勧めしませんが、短期間で終わらせようとすると、どうしても小手先だけのテクニックに頼りがちになります。その場合問題が難化したり傾向が変わったら対処する術がありません。小論文と面接をしっかりと対策することでそれがラストプッシュになり合格をつかみとることもできます。通学時間など、スキマ時間を用いて自分なりの論文をイメージしておくのもよいでしょう。

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